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さわやかな季節になりました。日中も窓を開けて心地よい風を感じられることが嬉しいのは、我が家の猫も同様のようです。私は連休には出かけず、梅雨が来る前のキッチンやベランダの大掃除をしながら、ため込んだ事務仕事をこなすのが毎年お決まり。せっかくの気持ち良い季節ですが、今年も5月は慌ただしくなりそうです。

その忙しい時期、帰ってすぐ出せる栄養豊富なカツオのお刺身の柵に出会えたらすぐに頼ります。冬に遠い南洋で生まれ、黒潮に乗ってはるばる日本まできたカツオをお迎えするため、我が家の冷蔵庫の中では常に新玉ねぎが出会いを待ちわびています。「朝揚げ鰹入荷！」と書かれた腹身があれば、新玉ねぎをツマにお刺身でいただきますが、初鰹は身が締まってあっさりした味わいなので、たたきでいただきたいことが多いです。良いたたきが店頭にない場合は、柵の刺身をフライパンで焼いてたたきにすることもあります。藁焼きのようにはいきませんが、皮がついたものや背側の柵があれば、お好みの香りの油で表面を焼くとコクも出て、たっぷりの玉ねぎや薬味を一緒にいただくことができます。

お刺身でいただく時のタレは、「ポン酢1+醤油1+ニンニク、しょうが各少々」でシンプルに食べることが多いですが、「ポン酢1+マヨネーズ1＋七味（またはニンニク）少々」も大好きです。
たたきのタレは野菜も食べるので少し多めに用意。「ポン酢3+ごま油1+醤油0.5+砂糖少々+ごま、ニンニク、しょうが等」の中華ドレッシング風が好きですが、大葉やみょうがも加えてワシワシいただきたいですね。

ところでこのカツオをメインにした晩ごはんの献立、皆さんはどんな副菜をご用意されますか。冷たくさっぱりしたものがメインなので、たんぱく質の入った温かい副菜でボリュームと温度を調節してはいかがでしょう。私のおすすめは温かい卵料理や豆腐料理です。アスパラの卵とじや、白だしと簡単な具材で茶碗蒸し、厚揚げか豆腐と野菜の炒め物などいがかでしょう。きのこなど食物繊維の多いものを入れるとバランスも良くなります。さらにもう一品なら、グリルで蒸し焼きにするそら豆も、簡単な旬のおつまみとして食卓が映えますね。毎日の献立も楽しみながら今月ものりきりたいと思います。