本文へ移動
■企業情報
株式会社べーじゅ
〒160-0023
東京都新宿区西新宿4-32-11
セントビラ永谷105
TEL. 03-3376-3551
FAX. 03-3378-8170

ヘルシーレター 2022年1月

ヘルシー歳時記・1月

●新しい年に祈りを込めて。

あけましておめでとうございます。新型コロナに振り回されたこの2年、昨年末からじわりじわりと感染力をパワーアップしたオミクロン株が猛威を振るっています。重症者や死者が少ないことから、ウイルスの終焉期という説もありますが、感染者数が増えれば必然的に母体数が増え、重症者や死者も増えてきます。3回目のブースターワクチン接種、マスクや手洗いなど自主管理が必要です。 コロナ禍の中、友達や家族全員がそろうこともままならない現実ですが、できるかぎり人と人とのコンタクトは大切にしましょう。電話でもメールでも可能なツールでやさしさを伝えましょう。冷えきった心には、ほんの一言でも力が蘇ってきます。

2022年(令和4年)は寅年で、動物にあてはめると虎(トラ)になります。漢字で書く場合には、干支の意なら「寅」、動物の意なら「虎」をあてるのが一般的です。寅は中国伝来の十二支の3番目で、子年に新しい命が種の中で芽生えはじめ、丑年には種の中で育つのですが、まだ伸びることができず、寅年は春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされています。何やら、ポジティブな心境にさせてくれますね。

中国では虎を、尊敬を込めて「老虎」と呼び、邪気や魔物を払う力を持つとされ、祖母が孫の成長を願って手製のぬいぐるみ虎を贈る風習があったそうです。また、端午の節句に子どもの健康を願って虎の玩具が贈られますが、そんな大陸文化の影響を受け、日本にも「張り子の虎」を武者飾りとともに置き飾る風習が残っています。「張り子の虎」は、張り子で虎の形を作り、よく首が振り動く仕組みになっていることから、首を振る癖がある人や、ただ頷くだけの人のたとえにされます。また、見かけは虎だが紙で出来ていて中が空洞のおもちゃであることから、見掛け倒しの人をあざけっていうときにも使われます。ことわざとしての「張子の虎」にはあまり良い意味合いはありませんが、「張子の虎」そのものには縁起物としての役割もあります。

2022年の私、今年は「整えること」を目標にします。身の回りの物、書籍、資料の整理、片付けなどなど。心身ともに軽くなれば、もう少し息がしやすくなるでしょう。そんな一年にしたいと思っています。 皆様の健康を願って、引き続き今年もよろしくお願いいたします。

メディカルアドバイザー 松村富代

2022寅
初日

おいしいレシピ・1月

●生春菊で冬サラダ。

新年あけましておめでとうございます。本年も引き続き季節の食のお便りをお届けします。どうぞよろしくお願い致します。

お鍋やおひたしなど加熱して食べることが多い冬が旬の春菊。ビタミンとミネラルが豊富な優秀緑黄色野菜ですが、独特の香りとほのかな苦味が苦手なお子様も多いかもしれません。しかしオイルと合わせると香りがやわらぐので、炒め物やサラダにすると食べやすくなります。1月は野菜が高騰していますが、少し葉物も欲しい時は、春菊を生で使ったサラダを良く作ります。

サラダでいただく際には、できるだけ新鮮なうちに葉先だけを使います。葉先を摘んだものを冷水にしばらく浸すと良いでしょう。特にフルーツと合わせると、甘みでわずかな苦味も軽減され、程よいアクセントにもなりますし、シチューやカレーの副菜にピッタリです。その際のドレッシングはシンプルなフレンチドレッシングやマヨネーズをレモン汁やリンゴ酢でのばしたものがよく合います。春菊の残りの部分は炒め物などでさっと加熱していただきます。

他に生ハム、ツナなどお魚を加えたサラダにも合います。やわらかでおいしいけれど、葉先だけでボリュームが足りない時は、比較的値段も手頃な白菜の千切りと合わせると良いでしょう。私がよく作る春菊のサラダを並べてみます。おせちの後の洋風献立にお役立ていただけると幸いです。

<写真左から> 
  • 春菊とグレープフルーツのサラダ:チーズ、彩りの人参の千切り入り。グレープフルーツの果汁や柚子皮の黄色い部分をみじん切りにしてドレッシングに加えると香りが良く和食にも合う。
  • 春菊とリンゴのサラダ:シチューの時の我が家の定番サラダ。くるみやレーズンを加えるとコクが出る。
  • 春菊と白菜とカリカリベーコンのサラダ:ベーコンを炒めたものをトッピング。

フードコーディネイター 青木幹根子

春菊とグレープフルーツのサラダ
春菊とリンゴのサラダ、春菊と白菜とカリカリベーコンのサラダ
Healthy Letter from Tomiyo & Mineko Vol.213 January 2022
TOPへ戻る