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ヘルシーレター June 2025

おいしいレシピ June 2025

●梅仕事―自家製梅酒(未来の自分ご褒美)編

「梅仕事」とは、梅が出回る季節に梅を使った自家製保存食を作ることです。簡単な梅シロップや梅酒から、手間がかかる梅干しまで、添加物もなく甘さや味を自分好みにできて格別です。季節の保存食を作る丁寧な暮らしのイメージに憧れつつ、私が最初に作ったのは一般的なホワイトリカーで作る梅酒でした。自分で作ったと思うと嬉しさプラスで、一年近く寝かせたものもあっという間に飲んでしまった記憶があります。

今から18年前の2007年6月のこと。それまで作っていたホワイトリカーだけでなく、初めてブランデーベースの梅酒も仕込んでみました。それは10年後にちょうどキリの良い歳になる頑張った自分へのご褒美として、10年モノ梅酒のプレゼントでした。氷砂糖はだいぶ控えめにしましたが、ブランデーベースはアルコール度数が40%程と高いので、長期の保存には向いていると思ったのです。梅の実も大好きなので、大きめの南高梅を買って、部屋いっぱいに広がる梅の香りに癒されつつ、一つ一つ黒いヘタを取り除き、優しく洗って丁寧に拭き、殺菌した保存瓶で漬けました。

2008年4月。前年に漬けた梅酒の梅を取り出しました。半年もあれば梅は取り出しても良いのですが、10ヶ月で梅を取り出すと、ギリギリまでエキスを抽出しながら梅も食べられると教えていただいたので、今もそうしています。写真手前の瓶がホワイトリカー、奥がブランデーベースです。ホワイトリカーで漬けた分は晩酌にし、ブランデーベースの半分は自分用に冷暗所で保存。残りは数年後の両親のお祝いにプレゼントしました。

そして10年後の2017年、すっかり漬けたことを忘れてしまいました(笑)。

2019年6月。本の断捨離が止まらなくなった夜中に押入れを開け、10年前の自分からのプレゼントを発見しました。2年も過ぎちゃったよと思いながらグラスに注いでみると、熟成されて少し濁った様子。不安でしたが飲んでみると、その時間が作ったまろやかさに感動。初めての12年モノの甘さ控えめブランデー梅酒はとてもおいしくて、ちびちび飲みながらの断捨離も心地よく、外が白々明るくなってしまったという記録の写真です。

ここ数年は甘いものを控えて梅酒を作っていなかったのですが、今月は梅を買って、2027年に節目を迎える自分ご褒美として、黒糖焼酎で仕込んでみたいと思っています。きっと頑張ったであろう私にお疲れ様の一杯を。



フードコーディネイター 青木幹根子
Healthy Letter from Mineko Vol.254 June 2025
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