ヘルシーレター
おいしいレシピ February 2026
●一粒の価値を再発見するバレンタインシーズン
2月はバレンタインデーを迎え、大切な方への贈り物や自分へのご褒美として、チョコレートを手に取る機会が増える季節です。私もチョコレートは大好きですが、値段を見てため息が出ました。今年のバレンタインシーズンは「カカオショック」と呼ばれる世界的な原料不足の影響を受け、価格高騰と大きな転換期を迎えています。主要なカカオ産地である西アフリカの天候不順や病害により、カカオ豆の価格が最高値を更新し、2022年の3倍にまで達しました。さらに人件費や輸送費の増加もこれに拍車をかけています。
コーヒー豆でカカオの風味を補う製品はこれまでも出ていましたが、コーヒー豆も気候変動により不作ということで、今年はカカオ豆を一切使わずに、オーツ麦やひまわりの種などで風味を再現した代替チョコレートが百貨店の催事でも注目を集めています。環境負荷を抑えつつ、カカオ不足を解決する持続可能な選択肢として期待されていますが、お味が気になりますね。私も今年は是非試してみたいと思っています。
そこで意識したいのが、パッケージ裏の商品の名称表記です。消費者庁の規定では、カカオ分が15%以上のものが「準チョコレート」、35%以上ものが「チョコレート」、と分類されます。カカオ分の少ない準チョコレートは比較的安価でカフェインも少なく、妊婦さんでも適量楽しめますが、植物油脂や糖分も多く量に注意が必要です。生チョコの場合は口溶けの良さと程よい苦味のバランスが良い40〜60%程度のチョコレートで作られていることが多く、自分が食べているものがどんなチョコレートか、納得感ある買い物をしたいところです。私が日頃選んでいるのは、価格が上がった今もカカオ70%以上のハイカカオタイプ。カカオ好きのストレス解消とチョコレートを健康の味方にするために常備しています。
チョコレートは単なる甘い誘惑ではなく、主原料のカカオには現代人に欠かせない栄養素もたくさん詰まっています。その代表格が「カカオポリフェノール」で、強力な抗酸化作用を持ち、血管をしなやかにして血圧の調整や肌の健康維持に役立つことが知られています。このポリフェノール効果が注目され、ハイカカオチョコレートが人気商品となりました。またカカオ特有の成分である「テオブロミン」は、自律神経を整えてリラックス効果と集中力を高める働きも期待されています。さらに、不足しがちなマグネシウムや鉄分、不溶性食物繊維も含まれており、食べるサプリメントと呼ばれるにふさわしいものです。
午前中の食事の5〜10分前にひとかけら口に含むと、血糖値の急上昇が抑えられ、小腹がすく午後3頃のひとかけらは、リラックス感と集中力アップが夕方の仕事や家事にパワーを与えてくれると言われています。どのタイプも高カロリーでもありますので、食べる量はもちろんのこと、タイミングや質も意識し、自分の体と地球に優しい一粒を選んで丁寧に味わう。もうそんな時代が始まっているようです。
コーヒー豆でカカオの風味を補う製品はこれまでも出ていましたが、コーヒー豆も気候変動により不作ということで、今年はカカオ豆を一切使わずに、オーツ麦やひまわりの種などで風味を再現した代替チョコレートが百貨店の催事でも注目を集めています。環境負荷を抑えつつ、カカオ不足を解決する持続可能な選択肢として期待されていますが、お味が気になりますね。私も今年は是非試してみたいと思っています。
そこで意識したいのが、パッケージ裏の商品の名称表記です。消費者庁の規定では、カカオ分が15%以上のものが「準チョコレート」、35%以上ものが「チョコレート」、と分類されます。カカオ分の少ない準チョコレートは比較的安価でカフェインも少なく、妊婦さんでも適量楽しめますが、植物油脂や糖分も多く量に注意が必要です。生チョコの場合は口溶けの良さと程よい苦味のバランスが良い40〜60%程度のチョコレートで作られていることが多く、自分が食べているものがどんなチョコレートか、納得感ある買い物をしたいところです。私が日頃選んでいるのは、価格が上がった今もカカオ70%以上のハイカカオタイプ。カカオ好きのストレス解消とチョコレートを健康の味方にするために常備しています。
チョコレートは単なる甘い誘惑ではなく、主原料のカカオには現代人に欠かせない栄養素もたくさん詰まっています。その代表格が「カカオポリフェノール」で、強力な抗酸化作用を持ち、血管をしなやかにして血圧の調整や肌の健康維持に役立つことが知られています。このポリフェノール効果が注目され、ハイカカオチョコレートが人気商品となりました。またカカオ特有の成分である「テオブロミン」は、自律神経を整えてリラックス効果と集中力を高める働きも期待されています。さらに、不足しがちなマグネシウムや鉄分、不溶性食物繊維も含まれており、食べるサプリメントと呼ばれるにふさわしいものです。
午前中の食事の5〜10分前にひとかけら口に含むと、血糖値の急上昇が抑えられ、小腹がすく午後3頃のひとかけらは、リラックス感と集中力アップが夕方の仕事や家事にパワーを与えてくれると言われています。どのタイプも高カロリーでもありますので、食べる量はもちろんのこと、タイミングや質も意識し、自分の体と地球に優しい一粒を選んで丁寧に味わう。もうそんな時代が始まっているようです。
フードコーディネーター 青木幹根子
Healthy Letter from Mineko Vol.262 February 2026




