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特集1 「妊娠とサプリメント」
妊娠初期、妊娠中、授乳期には女性は人一倍栄養が必要となります。もちろん食事の範囲で十分な栄養を摂ることができれば理想的ですが、現代の食生活事情ではそれもままなりません。そこで今回は、ヘルシーレターでお馴染みの松村富代さんに、妊娠可能なすべての女性を対象としてサプリメントとの上手な付き合い方を5回にわたりレポートしていただきました。
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第1回 ビタミンって、何? |
◆ビタミンは健康を体の中から支える小さな巨人です。
ビタミンは私たちが活動するためのエネルギー代謝に協力したり、食品から摂った炭水化物や脂肪、たんぱく質などの栄養素が体に必要な成分に変わるときの化学反応を助ける働きをします。
微量で体内の機能調節を担うホルモンとよく似ていますが、ホルモンが体内でつくられるのに対して、ビタミンD以外は体内でつくることができません。だからこそ、必要量をきちんと摂取することが大切なのです。
必要な量を摂らなかった場合には、体にさまざまな弊害を及ぼします。ビタミンは健康維持に不可欠な栄養成分なのです。ビタミンの働きは、機械(人体)と潤滑油(ビタミン)の関係に似ています。原料と機械があれば、物を生産することができるのですが、機械をより効率的に、長く使うためには潤滑油が必要です。
たとえば食品に含まれる炭水化物はエネルギーに変わり、私たちの活動の源となります。その手助けをするのがビタミンB群で、とりわけB1は、積極的に炭水化物の代謝に協力します。B1がなければ、まったくエネルギーに変わらないわけではなく、潤滑油が切れた機械がさびついたりするように、B1が不足すると疲れやすくなったり、手足がしびれたり、むくんだりするのです。ビタミンはその性質から脂溶性ビタミン(A・D・K・E)と水溶性ビタミン(B群やC)に分けられます。
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