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このコーナーでは、メディカルライターの松村富代さんから、毎月1通ずつ health & beauty をテーマに素敵な手紙が届きます。今月から、内容を少し変身させました。「ヘルシー歳時記」と題して、前半を季節ネタや最新情報をお伝えし、後半に季節の食材を中心にお話していきます。

ヘルシー歳時記 ・ 皐月

● 今がチャンス、ダニ退治
近年、アレルギーに悩む人は確実に増えています。工業化・都市化による大気汚染、住環境の変化によるハウスダスト・ダニの増加、高栄養食品の摂り過ぎ、食品添加物・残留農薬が含まれる食品の増加などがあげられます。アレルギー対策は身近なところから始めましょう。食品では有機や無農薬のものを選び、腸内細菌・ビフィズス菌などを積極的に摂り、住環境では梅雨になる前に家中を総点検。ダニ退治の第一歩は、敵の快適条件を奪うことです。ダニは人と共存するといわれています。人が住みやすく快適な暮らしを手に入れたのと同時に、そこはダニにとっても格好の住処となったのです。

ポイントは3つ。
・ ダニは温度が20〜30度、湿度が60〜80%のジメジメ、ムシムシ環境が大好き。通気性をよくして、室内に日光をいれること。
・ ダニの餌となるホコリやチリ、人のフケなどをためないこと。
・ じゅうたんや布団、ぬいぐるみなどはダニのベッドルーム。日光に当てて産卵を防ぐこと。観葉植物、ペットのお世話もお忘れなく。

ダニ予防は1に乾燥、2に掃除。基本は毎日の掃除です。じゅうたんは掃除機で吸引するより、裏を叩いたほうが除去率2倍。敷き詰めなどの場合は、コーナーノズルで毛を起こしながら入念に行ないましょう。梅雨になる前の五月晴れを有効利用しましょう。

● 新じゃがいもの季節です
じゃがいもじゃがいもは一年中出回っている人気もの。でも、この季節、少々水っぽくて、えぐみがある新じゃがいもをぜひ食卓に。じゃがいもには大地の栄養がいっぱい。ご飯と同量を食べてもカロリーは半分。糖分も少なくて、水溶性の食物繊維には整腸作用があります。そして、意外なことにビタミンCはりんごの2〜3倍。しかもじゃがいものビタミンCは、熱にも保存にも強くてパワフル。調理でも栄養の損失が少ないのです。さらにカリウムが豊富で、体内の不必要なナトリウムを排出する働きがあります。

日本で売られているじゃがいもは主に、男爵、メークイン、農林1号の3種。男爵はデンプンが多くて粉質系。サラダやチップス向き。メークインは崩れにくいので肉じゃがなど煮込み料理に。農林1号は男爵を改良した品種で、新じゃがいもはこれに当たります。16世紀の後半、オランダ船によってインドネシアのジャガタラ(今のジャカルタ)からもたらされ、ジャガタライモがその語源だそうです。

新じゃがいもはそのまま茹でて、天然塩でガブリ。私は、このいただき方が一番好きです。

(メディカルアドバイザー 松村富代)
Healthy Letter from Tomiyo Vol.74 May 2010

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