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| このコーナーでは、メディカルライターの松村富代さんから、毎月1通ずつ health & beauty をテーマに素敵な手紙が届きます。 |
たおやかに穏やかに生きる。
神無月、10月になりました。温室ガス削減25%の数値を掲げた日本!さあ、私たちにできることは何でしょう……。
私が居住する武蔵野市では、すでにゴミは6分別。いろいろ考えても、こりゃ大変だと思っていたところに、東南アジアの大地震。近いところでは、山梨の山荘にイノシシの大群が現れ、家屋の土台や土地をまるでブルドーザーで掘り返したような騒ぎが勃発。地元の人の話では土中のミミズを探して暴れたのだろう…とのこと。山にいちばん近いわが山荘は、その被害をもろに受け、盛り土をして整地を施し、とんだ出費になりました。
写真は、「きやすめ」のかかし。コレを見てイノシシ軍団が退去してくれるとは思わないのですが、トーテムポールの代わりくらいにはなってくれるかも。不二家のペコちゃんよろしく、季節毎の衣替えもまた一興と、気分を入れ替えました。
人間も時としてイノシシのように大暴れする人がいます。ある程度の怒りは押さえ込まずにガス抜きが必要。適度に爆発させたほうがいい場合もあるようです。ドアをバタンと閉める…電話をガチャと切る…それだけで相手に怒りが伝わります。相手は、心を傷めるか、反対に応戦に出るか、それも状況によっていろいろ。怒りのはけ口は言葉だけでなく、さりげない動作でも伝わります。経験上、言葉は粘着性があり、あとあとズシンと残ります。でも行動は意外とさらっと忘れてしまうことが多いようです。メールでのやりとり。パソコンでも携帯でも絵文字使用はともかくも、行間にしたためられたココロを読み取ることがおもしろい。指で打ち込むわずらわしさも手伝って、携帯メールは短いほうが効果的。世界で一番短い手紙は「?」そして返事が「!」。南極探検隊の妻から夫に当てた最短の手紙は「あ な た」。想いは充分すぎるほど伝わります。
年をとると様々のことが見えてきます。急がず慌てず、ドアの開閉もひと呼吸。感情に起伏があっても、ひと呼吸。部屋に残された人にとっては、このひと呼吸がふんわりやさしい気持ちにさせてくれます。メールでのレスポンスは大切。わかりきっていても「は〜い」と返事をくれる友。それだけで、見てくれたのだなと安心します。「開封通知」は相手にとってあまり感じのいいものではありません。すべからず、「間(マ)」と「遊び」。これを「ゆとり」という人もいます。鉄道線路の隙間も「遊び」といいます。これがあるから気候に合わせて伸縮し、脱線を免れるのだとか。落語の「間」も、名人になればなるほど粋に達します。緩やかに、たおやかに、生きていけたらと願っています。
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(メディカルアドバイザー 松村富代)
Healthy Letter from Tomiyo Vol.67 October 2009 |
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