| このコーナーでは、メディカルライターの松村富代さんから、毎月1通ずつ health & beauty をテーマに素敵な手紙が届きます。本年5から内容を少し変身させました。「ヘルシー歳時記」と題して、前半を季節ネタや最新情報をお伝えし、後半に季節の食材を中心にお話していきます。 |
ヘルシー歳時記・文月 |
◇すっきり、さっぱり汗対策
九州地方への集中豪雨が気になりますが、梅雨が明ければギラギラ太陽の季節。クールビズが定着し、室内外で汗が出る季節になりました。バセドー病などのホルモン異常や更年期障害による多汗、脳の病気など病的に汗が非常に多い場合もありますが、今月は健康な状態での汗対策について考えてみましょう。
炎天下で運動をすると、大人で1時間当たり1〜2リットルの汗をかきます。うっとおしいものですが、汗には大切な働きもあるのです。汗は皮膚の表面を湿らせ、蒸発するときに熱を奪い、体温を下げる働きがあります。汗が出る汗腺は、全身で200万〜500万。日本人の成人の平均は230万。汗腺は汗っかきの人に多いというわけではなく、赤ちゃんも大人も同じ。その違いは、汗腺の活動状態によります。生後2年間の生活環境で活動型の汗腺の数が決まるそうです。
さて、すっきり過ごすさっぱりテクをご紹介します。
・首筋あたりをおしぼりで冷やす(アルコール入りウェットティッシュでもOK)。
・水分制限は逆効果。利尿作用のあるすいか、なす、きゅうりなどカリウム摂取を!
・熱いシャワーの後には、冷たいシャワーで冷水浴。
・緊張したり、急いだり、精神的なストレスでも汗は出ます。ゆとりを持った行動を!
水分補給を忘れずに、暑い夏を元気にのりきりましょう。
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◇枝豆で夏を先取り。
さあ、ビールのおいしい季節になりました。ビールといえば定番中の定番、枝豆が欠かせません。枝豆は大豆を若いうちに枝ごと収穫したもので、日本独特の大豆の食べ方です。枝豆に適した品種は早生のもの、大粒で甘みのあるものなどで、地方によっては新潟の「イウナヨ」、山形の「ダダチャ」などユニークな名前を持つ品種があります。
マメ科につく根粒菌が窒素を補給し、土質改良に役立つと、よく田んぼのあぜ道に植えられ、別名「あぜ豆」とも呼ばれています。枝豆は「畑の肉」と呼ばれ、良質のたんぱく質とビタミンB1、B2、C、βカロテンなどが多く含まれています。血中コレステロールを下げるリノール酸も多く含まれ、ビタミンB1とCは、アルコールを分解する働きもあるので、お酒を飲んでも肝臓に負担をかけることが少ない最適のおつまみといえるでしょう。ただし、消化吸収はあまりよくないので、よくかんで食べましょう。
塩ゆでの枝豆とビールが相性抜群ですが、ちょっと手間を加え、「すりながし」もおつなもの。だし汁で枝豆をゆで、ミキサーかフードプロセッサーでつぶし、薄口しょうゆか塩で味を整えます。家庭で味わえる、上品な料亭の味です。
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(メディカルアドバイザー 松村富代)
Healthy Letter from Tomiyo Vol.76 July 2010 |
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